2019年4月14日日曜日

吉野山奥千本花見

吉野山の花見シーズン真っ盛りにライドするのは何年振りになるか!しかも奥千本のあたりの標高1000m付近まで登ったのは本当に久しぶりになる。次男坊も半年ぶりのロードバイクだが、100km、獲得1000m以上によくついてこれたかなと感心している。








2011年7月18日月曜日

護摩スカイタワー

のどに突き刺さった魚の小骨、いや頭の片隅で燻りつづける遥かなる思い、バベルの塔のように天空に突き刺さる護摩スカイタワーという幻の塔が、ずっと頭の中から消えようとはしなかった。ようやくその幻から解放されるべく、2度目の挑戦を試みる素晴しい機会を得ることになった。
しかしながらそこには、単独走では心折れるような過酷な距離・高度・アップダウンが牙をむいて待ち構えていた。危うく最後の数キロで、もはやハンガーノックかと思わるような試練が。。。
乗り越えて天空にそびえたつバベルの塔に辿り着くと、もう、熱いものがこみあげて来るのを抑えることはできなかった。「2度と来るまい」と罵りながら登り切った後に。
雄大で美しい自然、景色とは裏腹に過酷な試練を併せ持つ高野龍神スカイラインの頂点を制圧したのだ、今、確かに。。。
ただ、高野山から護摩スカイタワーまでの道のりは、単純平坦なものではなかった。特に1100m高度にあるアジサイ園のあたりは椿峠という峠になっており、斜度10%近くのアップダウンが数回もあると、往復60kmで行きも帰りもボディーブローのように利いてくるのは間違いない。

アジサイはほぼ満開状態で、矢田寺ほどではないがかなりの山の斜面が見事に青く色づいていた。遠く遥かに見える山々とこのアジサイの青色のコントラストは目を疑うような美しさで、人間を圧倒しようとしていた。

私は、この感動を一生忘れるこができないだろう。距離にして193Km、獲得高度3110mという数字もさることながら、試練を乗り越えてこそ掴んだ、天空に在る美の世界に触れる至福の喜びを。

  --- Hさんの強い引きがないと達成できなかっただろう。Hさんに感謝。これからもよろしく。

2011年4月18日月曜日

GF周参見にて思うこと

目の前が大きく開け、一条の光が差しこむとこれからさらに大きく前進できるような気配を感じる。遠い過去である高校時代、当時流行りのキャンプ&サイクリングにより、十津川峡を目指したものの熊野本宮大社まではたどり着けなっかたというほろ苦い思い出を懐かしく思いながら、十津川峡をあとにした。白浜に出ると、さらには海岸沿いをアップダウンを繰り返しながら南下するというハードなコースが待ち構えていた。まったく完走できる自信はなかったのだが、少なくとも夕方6時前には、見事にゴールインすることができた。まず1人で走っているとこうはいかなかっただろう。Tさんの強い引きがあったからこそなんだろう。まず最初の登りもあっという間に終わった。650mぐらいだろうか?
 五条のコンビニにて、軽く食事ならびに準備

下り基調ではあるが、やはり登りもあり谷瀬のつり橋まではかなりの時間を要する。
この調子で進むとちょうど昼ごろには熊野本宮大社に辿り着く。途中十津川温泉の道の駅で休憩
をとる。

県境のトンネル、和歌山入りは先般の桃源郷サイクリング以来である。


近辺に食べ物、土産やが充実している。特にうどん屋のかきあげ付き生醤油うどんがお薦め
熊野古道の人懐こい野良犬    
亜熱帯雨林の有名な島、この島が見える小さな町がゴールだ。 
 222Km、でもまだ50kmぐらい走って潮岬まで走れないこともなかった。体力的には問題なかろう。ただナイトランになるぎりぎりのラインであることは間違いない。やはりゴールまでは明るいうちに
走り切るというのが基本だと思う。
であればおそらく段取り次第で、最南端までは明るいうちに辿り着くことができるかも知れない。 

2011年1月10日月曜日

2011年もうひとつの戦国高取城

昨年は2月6日に敢行し、今年は少し早めの敢行となった。そもそもシクロクロスのはしりといった乗りで昨年は随分無茶をして山道を下った。今年はそんな無茶はできない。がしかしピナレをかついで高取城址まで登ることは可能だ。去年に比べると厳しく雪が残っており、むしろ雪道はシューズのアタッチメントがスパイクのようになることで、滑落する恐れを取り除いてくれていた。
しかし最後の木の階段は見事なほどに氷がへばりついてつるつるとしており、ピナレロをかついでの登りは困難を極めた。
もっとも一昨年前は、土佐街道に辿り着くまでにかなりの降雪にあいコンビニで時間潰しをするなどハプニングもあったが、それにも勝るハードなコンデションにもかかわらず、「今年も登って本当に良かった。」 この一言に尽きる。 
高取城址を取り巻く空気は、凛としてことのほか美味しい。そして大和一望を臨む大パノラマはこの時期さらに美しさを増す。
雪と城跡の石垣そしてピナレロという組み合わせ。登山客は非常に少なかったが、みんな目をまるくしていたようだ。自転車でどうやって凍った山道を登れるの?だろう。


新櫓跡  雪と石垣そしてピナレロ ここまでやるか?

去年はこれほど雪がなかった。

雪面に映えるピナレロ 美しい
誰かが作った雪だるまとともに
日本三大山城 山城めぐりも癖になりそう、雪でも担いで登れるもんだ
肝心のヒルクライムはどうだったのかと言うと、さほど強くはない斜度がつづくどちらかと言えば登りやすいルートだと言っておこう。ただ今回はこんな道もところどころにあり慎重を極めたのでタイム自体は正確にはからずじまいだった。

さすがにスキー以外でこんな道に出くわしたのは久しぶりだ
 壷坂の観音様を見下ろすところで、大和平野が一望にできるスポットがあった。あまりにも美しいので下山の際、がたがた震えだすまでずっと写真を撮ったり、眺めを楽しんだりしていた。

葛城山、金剛山だけを撮ってみた。金剛山の山頂は今雪が降っている
自宅近所の二上山を中心に、その右は信貴山へと続く

葛城山と観音寺を中心に

観音さまを見下ろす。これより上は雪道になる
3連休のうちでもっとも走りやすい3日目に、多少の粉雪には見舞われたものの気持ちよく2周年目の完走となった。そして雪が降ろうが、雨が降ろうが、風が強かろうが高取城址まではPINARELLOもシクロクロスに変身だ。

ルート等詳しくは、もうひとつの戦国高取城HC

2010年11月27日土曜日

こんにゃくとピナレロさらには御手洗

時期的に遅すぎたのは百も承知のすけである。
ただこの時期、どんどん吉野の奥地へ行きたくなる衝動自体を抑えきれなくなってきたのも事実である。それで思いついたのが紅葉の名所でもある御手洗渓谷、みたらいを漢字変換すると間違いなく御手洗に。へんてこな名前がついてしまったもんだが、渓谷は 大きな岩まさしく奇岩と呼ばれるものがごろごろしていて景観としてはたいへん美しい。今日はフィッシングで結構賑わっていたようだが。
写真のとおり、久々にGIOSおやじとピナレロおやじのツーリングが実現した。例によって温泉を外すことはなく、ちょうど折り返し地点あたりの天の川温泉にもしっかり入って、疲れを癒すこともできた。
「アー極楽」 という言葉もお約束のようについポロッと。




お約束はそもそもこんにゃくであった。 それで行きも帰りも黒滝道の駅へ寄り、美味しくいただくことができた。さらには新発売の草もち入りのぜんざいを食べると昼飯は全く必要なくなってしまった。
久々にいいポタとなった。

2010年10月31日日曜日

信楽の里ビューティフルコース

信楽の里まで構想はあったもののなかなか手が届かなかった。いまなら余裕でいける距離だが、拠りによって雨になる日を選んでしまった。
ルートラボでは往復140Kmだったが、復路より雨にあいしかも反対方向へ走るなどのトラブルで150Kmとなってしまった。
スタートする前は良かったのだ。朝焼けも美しい。
犬の散歩から帰ってあわてて撮った。

平城京では晴れていた。安心して先へ進むことができた。

JR加茂駅前 歌姫街道~木津川~R44~加茂駅

コンビニ横でおばちゃんがみたらし団子焼いていた。和束白栖。
みたらし団子美味し。これで登れるぞ!
和束湯船交番横
ここまでR5だったが、R5は平坦らしい。道を聞いた人もこっちのほうが面白いよと言ってくれた。それでやや斜度のある峠に入り、裏白峠あたりでR307に合流してみる。

両側の苔、真ん中の苔、これが頂上までつづく珍しい道
1回だけ不覚にもトルクをかけ過ぎてすべった。ダウンヒルはおそらくNGの道だが美しい。
峠についたがややもやっているのか?

信楽らしい。入口付近

ご立派

こちらもご立派

陶芸の森

狂った〇〇 陶芸館

紅葉もぼちぼち
80Km近くは雨の中を走った。大台ケ原で約2時間30分ぐらいだったから、今回の3時間超は結構長かった。でも雨に慣れるとこれもまた良し。雨用の準備は皆無だったが、発熱仕様のアンダーシャツのおかげ寒くはなかった。またJR加茂駅前ローソンで食べたおでんが最高に美味かった。いずれにせよ滅多にしない?練習ができて良かった。雨の日のブレーキ制動ならびに長時間運転とスピード確保は良い課題となる。また自信にも繋がる。

2010年10月17日日曜日

ヒルクライムタイムの向上

久しぶりの信貴山のどか村355mへのアタック。真夏では37分かかっていたのが、今日は28分に短縮できた。これはひとえにフォーム改造によるものだ。やはり実業団の選手の方に改造していただいた成果がはっきりとでてきた。ホィールを前後20万円のものに交換しても、絶対にこうはならならいだろう。また買う必要もよっぽどのことがない限り必要なしと良くわかった。
延々と続く10%以上の坂を登っていくには正しいフォームと練習しかないだろう。